あなたの知らないうちに

2025.03.02

「あなたの知らないうちに」

◎マルコ4：26～34

聖書には、クリスチャンになると、神の子どもとなると書いてあります(ﾖﾊﾈ 1:12)。それはありえないほどの特権です。しかし、その恵みの大きさゆえか、クリスチャンであっても神の子どもであるという確信がない場合があります。どうしたら確信が持てるでしょうか。 ①父なる神のみことばによって。私たちの揺れ動く感情や、行いの出来、不出来は関係ありません。神の約束のみことばという事実によって確証されなければならないのです。「戸の外に立ってたたく」主に対して、心の扉を自ら開くなら、主は入ってきて下さり、食事(交わり)をして下さるのです(黙示3:20)。 ②御子イエスのみわざによって。クリスチャンは死んでも天国に行けると言います。それは生前の行いが良かったからではありません。私が何をしたかによるのではなく、イエスが私のためにしてくださったことによるのです。主イエスは十字架の上で私たちの罪の身代わりとなって下さいまいした。 ③聖霊の証によって。人がクリスチャンになるとき聖霊がその人の内に住まわれます。聖霊は、人を内側から造り変えて御霊の実を備えて下さいます(ｶﾞﾗﾃﾔ 5:22,23)。御霊の実は努力によって身につけるものではありません。自分でも気づかないところで神への愛と隣人への愛が新しくされるのです。そして、神の子どもとされたことの個人的確信に導いて下さるのは聖霊のみわざです。感情や感覚が不要なわけではありませんから、聖霊がそれを整えてくださいます。「私たちは御霊によって、『アバ、父。』と呼 びます。」（ﾛｰﾏ8:15）＜清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師＞