みことばに従ったヨシヤ
- みたまキリスト教会
- 5 日前
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2025.09.28
「みことばに従ったヨシヤ」
◎Ⅱ列王記22:1-2
南ユダ王国の王ヨシヤは、聖書において「主の目にかなうことを行い、父祖ダビデのすべての道に歩み、右にも左にもそれなかった」と記されている人です。父アモンは主に背を向けた悪い王でしたが、ヨシヤはわずか8歳で王位につくと、まっすぐに神さまだけを見つめて歩みました。ヨシヤの治世中、神殿から律法の書が発見されます。それを聞いたヨシヤは、自分たちの民が、先祖の代からいかに神さまのみこころから離れ、罪を犯してきたかを知り、大きな衝撃を受けました。彼は自分のことだけでなく、民全体の罪を深く悲しみ、衣を引き裂いて心から悔い改め、涙ながらに神さまに祈ったのです。神さまは、ヨシヤのその謙虚な祈りを聞き入れられます。「あなたが心を痛めて主の前にへりくだり…わたしの前で泣いたので、わたしもまた、あなたの願いを聞き入れる」と約束され、ヨシヤが生きている間は、国にわざわいを下さないと告げられました。この姿は、私たちのために涙をもってとりなしてくださるイエスさまの姿と重なります。ヨシヤは言葉だけでなく、行動をもって国中から偶像や神さまが嫌われるものを徹底的に排除し、民を神さまへと立ち返らせました。その生涯は、「ヨシヤのようにモーセのすべての律法にしたがって、心のすべて、たましいのすべて、力のすべてをもって主に立ち返った王は、彼より前にはいなかった」と、最高の言葉で称賛されています。しかし、これほど偉大な信仰者であったヨシヤの子どもは、残念ながら父の信仰を受け継ぎませんでした。このことは、私たちの信仰の拠り所が誰であるべきかを教えています。私たちのまことの父は、天におられる神さまです。私たちが日々見つめるべきは、地上の誰かではなく、天の父なる神さまお一人なのです。人生の最後まで「神さまの子どもとして立派に歩んだね」と主に言っていただけるように、聖霊の助けをいただきながら、右にも左にもそれず、まっすぐにイエスさまの足跡に従って歩ませていただきましょう。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝>
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