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執筆者の写真みたまキリスト教会

もう神の国は来ている

2021.12.12



◎ルカの福音書11:14~28

今朝の箇所はイエスさまが悪霊を追い出すところが書かれている記事です。悪霊とは、目に見えない力であり、人に働きかけて悪影響を与えます。聖書の時代は科学が未発達であり、病気も悪霊のしわざとされることがありました。しかし、科学が発達したからといって、悪霊が存在しなくなるわけではありません。現代もまた「サタンの国(支配)」であると言えます。罪の力とともに悪霊の働きによって今の世も縛られています。サタンの力は「内輪も揉め」という言葉にも表れていますが、誹謗中傷、仲違いの力により、神の子たちの結束を破壊することです。それでは国は立ち行かないのですが、それこそが悪霊の存在目的です。しかし、サタンの支配の中に、神の国が来たのです。イエスさまの到来とともに、神の支配がこの地を侵略し始めました。神の子たちを奪還するべく、神の国が来たのです。内輪揉めの支配の中に、御子イエスにより互いに愛し合うという支配が入ってきました。神の指がほんの少し動くだけで、私たちは変えられます。怒りや憎しみを捨て、愛の人に変えられます。サタンは「強い者」であり、私たちの心を占拠して、武装して丹念に巡回監視をし、私たちが疑心暗鬼に駆られ人を信用することなく、互いに足を 引っ張り合うようにさせています。しかし、「もっと強い人」である御子と御霊を私たちの心に迎え入れるなら、キリストの霊が心を支配するようになり、人を愛するようになります。もう神の国は来ているのです。心の中に。そのようにして、心の中を聖霊の光によってきよめられたなら、二度とサタンの支配に後戻りしてはいけません。神の光を受けてなお、サタンの力に身を任せてしまうのなら、悪霊が戻ってきて、その人の状態は前よりも悪くなるとイエスさまも言われました。ヘブル書6:4〜にもそう書いてあります。一度、回心し、神のあわれみと恵みを知った上で、信仰から離れている方があるでしょうか。聖霊の御声に従って悔い改めましょう。聖霊の御声をシャットアウトしてしまうのなら悔い改める機会を失ってしまい、救われることができなくなります。「幸いなのは、むしろ神のことばを聞いてそれを守る人たちです」。「守る」とは見守ることです。神のことばの成就を見届けるように、神の国の完成を期待して祈り待ち望みましょう。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>

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