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ソロモン王の富と罪

  • 執筆者の写真: みたまキリスト教会
    みたまキリスト教会
  • 4 日前
  • 読了時間: 2分
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2025.08.24

「ソロモン王の富と罪」

◎Ⅰ列王記10:1-9、11:1-4

ソロモンは、世界のどの王よりも賢く、どんな質問にも答えられ、国を豊かにしたことで知られています。その名声は国境を越え、シェバの女王が多くの贈り物を携えて彼を訪れるほどでした。女王はソロモンの知恵、壮麗な宮殿、豪華な食事、そして彼に仕える人々の様子に息をのみ、「私が国で聞いた噂は真実だったが、その半分も知らされていなかった。あなたの知恵と繁栄は噂よりはるかに勝っている」と感嘆しました。彼女は、ソロモンを王とされたイスラエルの神様を褒めたたえたほどです。ソロモンは若い頃、神様を愛し、父ダビデの掟に歩んでいました。しかし、その恵まれたソロモンが、外交政策のために多くの外国の女性と結婚したことが、人生の後半で大きな罪へと繋がります。正式な妻だけで700人、そばめを含めると1000人もの女性がいたのです。これらの女性たちはそれぞれ異なる文化を持ち、信じる神様も異なりました。彼女たちはソロモンに、それぞれの神々を礼拝する場所を建てるよう求めました。神様はかつてイスラエル人に、異国の民と交わってはならない、彼らは必ずあなたの心を翻して彼らの神々に従わせると明確に命じていました。しかし、ソロモンは彼女たちを愛して離れなかったため、ついには妻たちのために偶像の礼拝所を建て、そして自分自身も偽りの神々を拝むようになってしまったのです。神様を心から愛していたはずのソロモンが、晩年には「彼女たちを愛して離れなかった」と聖書に記されたことは、神様の深い悲しみを示しています。このソロモンの偶像礼拝という罪が国全体に広がり、その結果、イスラエルの国は二つに分裂してしまうという悲劇を招きました。ソロモンの生涯は、私たちにとって大きな警告となります。たとえ今、あなたの信仰が強く、神様と共に歩んでいると感じていても、決して油断してはいけません。誰もが罪に陥る可能性を秘めているのです。しかし、もしあなたが道を踏み外してしまったとしても、神様は決してあなたを見捨てません。いつでも「神様、ごめんなさい」と立ち返れば、神様は喜んで許し、受け入れてくださいます。大切なのは、どんな時もただ神様だけを信じ続け、小さな一歩でも毎日神様を仰ぎ続けることです。私たち自身の力ではなく、聖霊の導きによって、喜びをもって神様を礼拝し続けることができますように。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>

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