top of page
執筆者の写真みたまキリスト教会

ソロモン王の生涯

2022.09.25



◎伝道者の書12:13

1)知恵を求めたソロモン・・・ソロモンはダビデの息子です。ダビデ王が亡くなる前に、ソロモンに言いました。「あなたの神、主への務めを守り…主の道に歩みなさい。あなたが何をしても、どこへ向かっても、栄えるためだ」そうすればイスラエルの王座から人が絶たれることはないと神はダビデに約束しておられました。ある晩、主が夢に現れ、「あなたに何を与えようか。願え」と言われた時に、ソロモンは国を良く治めるために知恵と判断の心を願ったのです。そのことは主に喜ばれたので、ソロモンは誰よりも賢い王様になりました。

2)神殿を建てるソロモン・・・ソロモンは国をとても栄えさせましたが、ダビデの時代から着々と蓄えられていた資材なども用いながら、主の神殿を建てました。父ダビデも神殿建設を願ったのですが、戦争で血を流しすぎたダビデにはふさわしくないとして叶わなかったのです。ソロモンの平和な治世において絢爛豪華な主の宮が建てられました。それは大いに主の栄光を証しするものとなりました。

3)ソロモンの罪・・・輝かしい業績を残したソロモンでしたが、晩年には大きな罪を犯しました。治世の初期「ソロモンは主を愛し、父ダビデの掟に歩んでいた」(3:3)とありますが、晩年は「ソロモン王は、ファラオの娘のほかに多くの異国人の女…を愛した」(11:1)とあります。合計1000人にも及ぶ王妃と側女がおり、彼女たちが異国の神々を持ち込み、ソロモンの心も転じさせられたのです。それでも「ソロモンは彼女たちを愛して離れなかった」(11:2)。主はソロモンに怒りを発せられ、二度も彼に現れて警告されたのに、それでも主の命令を守らなかったので、彼の息子の代でイスラエル王国は分裂することとなりました。

4)ソロモンは天国にいるのか?・・・列王記にはさまざまな王が出てきます。生涯の初めはよかったけれど最後に罪を犯した者、その反対に悪王であったけれども最後に悔い改めた者。そのような王たちや、ソロモン王は天国にいるのだろうか、そんな風に考えてしまうこともありますが、誰が天国に行くかは神さまがお定めになることです。私たちには主イエスの十字架の贖いがあります。どんなに大きな罪でも赦していただけます。日々罪を悔い改めて主の道を歩んで参りましょう。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>

閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page