ダビデとヨナタン
- みたまキリスト教会
- 6月17日
- 読了時間: 2分
2025.03.23
「ダビデとヨナタン」
前うⅠサムエル18-20章
サムエルを通して神に選ばれたダビデでしたが、現王はサウルです。ダビデはゴリヤテを討伐し、サウルの部下として召し抱えられました。ダビデは竪琴の名手でもあったので、度々不安定になるサウル王を竪琴の音色で癒していました。しかし、ある時、サウルは、町の人々が「サウルは千を討ち、ダビデは万を討った」と歌っているのを聞いてしまいます。それを聞いて妬みに駆られ、自分の王位も危ういのではないかと恐れたサウルは、密かにダビデを殺そうと企てます。激戦地に赴かせますが、むしろダビデは大勝利。娘との婚姻を約束しますが、その条件はペリシテ人を大勢討ち取るという無理難題に。それでダビデも死ぬだろうと思ったもののこれも大誤算。帰ってダビデの功績は積み上げられていきました。ついにサウルはなりふり構わず、ダビデを殺すことに執念を燃やし始めます。そんなサウルを諌めるためにヨナタンは、ダビデ殺害を思い改めるように進言します。一度は聞き入れたものの、ダビデの度重なる活躍にまたもや殺意がよみがえります。神さまの守りにより、ダビデは幾度もサウルからの暗殺の難を逃れますが、ダビデの心は痛み限界を迎えそうになりました。そこで親友のヨナタンに相談します。父上は私を何の罪で殺そうとしておられるのか。ヨナタンは父が自分の進言を受け入れたものと思っていたので信じられませんでした。しかし、ダビデが新月の祭りの宴をわざと欠席した時に、憤慨したサウルがダビデを殺すと叫ぶのを聞いて、現実を目の当たりにします。ヨナタンは親友ダビデを生かすために、あらかじめ打ち合わせていた矢の合図を送ります。それでサウルの殺意が確かであることを確認しあったダビデとサウルはもはや同じ道を進むことが困難であることを悟り、別れのために抱き合って泣きました。ダビデにとってヨナタンは何にも変え難い心の友でした。その友愛により支えられてきました。私たちの真実の友はイエスさまです。また、イエスを心に宿す、主にある兄弟姉妹もまた信友(しんゆう)です。主イエスの愛で互いに愛し合って生きましょう。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>
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