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執筆者の写真みたまキリスト教会

主がお入り用なのです

2022.10.09



◎ルカの福音書19:28~40

秋は何かに集中的に取り組むのに適した季節でしょう。「神学」と名がつくと、牧師や専門家のもののように聞こえるかもしれませんが、「実践神学」または「応用神学」と呼ばれるものがあります。聖書の教えるところをこの世の中でどのように適用し実践するかを考える神学です。今朝は主イエスに用いられた子ロバに自分を重ね合わせながら、考えてみましょう。イエスさまは、エルサレムの町に入って行くにあたり、ロバの子を連れて来るように弟子たちに言い付けました。エゼキエル書9:9のみことばが成就するためでした。これは、戦争が終わって平和が来た時にする行動でした。戦争に出かけて行くには軍馬に乗りますが、平和の凱旋 はロバに乗って帰ってくるのです。主イエスは平和の君としてご自身の民のところへ、神の都エルサレムに帰って来られました。けれども人々は征服者メシアを待ち望んだでしょう。ナザレのイエスは人気絶頂、熱狂的な歓迎もありましたが、イエスさまはまっすぐに十字 架を目指して歩んでおられたのです。十字架に向かうイエスさまをお乗せして行進する子ロバが、ものを言うことを許されたなら、神の御名を賛美したのではないでしょうか。神さまは私たちのように小さな者をも用いてくださいます。一人一人に与えられたタラントを用いて隣人に仕え、神に仕える時に、私たちの心は喜びに満たされます。その救いの喜び、用いられて福音に生きる喜びこそが、ミナのたとえに表 されたものです。聖書を読み、聖霊の照明のもとで思索し、神学の喜びを感じながら、それぞれの与えられた召しと賜物を、実践と応用して生かしていきましょう。福音の光に行かされるように、主のみことばの教えのままに行きましょう。小さなロバでもいいのです。一ミナをどれだけ増やすかということにノルマはありません。主に忠実に歩んでいくだけです。主はあなたを必要としています。人にはできないことも神にはできるのです。これは神と共にであればできると訳すこともできる言葉です。主は小さな子ロバの私とも共に歩んでくださいます。神との平和を喜び、柔和な王であるイエスさまの御用に用いていただくことを誇りとしながら歩んで参りましょう。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>


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