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執筆者の写真みたまキリスト教会

勝利の喜び

2021.10.31



◎ルカの福音書10:17~24

10 月 31 日は宗教改革記念日です。マルティン・ルターが95 箇条の論題を発した、歴史的大転換のあった日です。しかし、何にも勝る大転換はイエス・キリストの到来でしょう。主イエスの到来によって罪と死に対する勝利がもたらされたのです。今日の箇所で弟子たち72 名は、伝道派遣から帰ってきました。彼らは喜んで報告しました。「(イエスさまの)御名を用いると、悪霊どもでさえ私たちに服従します」(17)と。イエスの御名に力があることを素直に認め、「御名」を喜んでいるのです。主イエスも、サタンが天から落ち、敵の力が打ち砕かれたことをお話しになり、弟子たちの報告を認めてくださいました。そしてまた、「霊どもがあなたがたに服従することを喜ぶのではなく、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい」と言われました。弟子たちを何かたしなめられたようにも見えますが、イエスさまもシンプルに弟子たちの「名」を喜んでおられたのではないでしょうか。それは弟子たち一人一人の存在を喜ぶ神の御思いであります。そしてさらに御子に聖霊が臨まれ喜びがあふれます。御父に祈られ「父よ、これはみこころにかなったことでした」と神の救いのご計画の通りであることを喜ばれました。「すべてのことが、わたしの父からわたしに渡されています」。この世にあっては悪霊の支配があります。私たちの罪の性質を刺激し、誘惑し、罪を犯させようとします。しかし、その悪霊の力を踏み砕き、私たちを罪から解放してくださったのです。これが神さまの願われたことでした。イスラエルを、そして私たちをご自分の手に取り戻すことをどれほど願われたことでしょうか。私たちの名前を手のひらに刻み込んで覚えておられたのです。御子はその手のひらに釘を打ち込まれ、その打傷によって私たちは救われ、私たちの名は天のいのちの書に刻まれたのです。そして勝利の主はやがてもう一度来られ、その時に完全な勝利が与えられます。預言者や王たちが見たいと望んだその姿を、私たちも見ることになります。その時、主は私の名前を喜びつつ呼びかけてくださるでしょう。ハレルヤ!<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>

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