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執筆者の写真みたまキリスト教会

十字架と復活




2024.03.31

◎マタイ27:62~28:15

イエスさまは不当な裁判のゆえに十字架にかけられることになりました。何度も鞭で打たれ傷だらけになりました。そして兵士たちは赤いマントを被せられ、イバラの冠を被せられ、「ユダヤ人の王様、万歳」とばかにされました。それからイエスさまはマントを脱がされて、重い十字架を担いで「ゴルゴタの丘」と呼ばれる刑場まで歩かされました。途中、痛みと重さに耐えきれずに倒れてしまったので、クレネ人シモンが代わりに十字架を背負わされました。人々は悪口を言ったり、ばかにしたりしました。ゴルゴタの丘に着くとイエスさまは、手と足に釘を刺されて十字架にかけられました。イエスさまの両隣には二人の強盗が十字架にかけられました。イエスさまの十字架の上には「ユダヤ人の王イエス」という罪状書きが掲げられていました。見物に来た人たちは、「神の子なら、十字架から降りてみろ」と罵りました。たしかに神の子であったイエスさまなら、それも可能なことでしたが、イエスさまの目的はご自分が犠牲となることで私たちの罪が赦されるようになることでしたから、十字架の苦しみと辱めを耐え忍んでくださいました。そうして、最後には「わが神、わが神、どうして私をお見捨てになったのですか」と言われて息を引き取られました。これは本来、私たちが言うべき叫びでしたが、私たちの代わりに神に見捨てられた者のように死なれたのです。アリマタヤのヨセフというユダヤ人の議員がイエスさまの遺体を引き取って、自分の所有する墓に葬りました。その日は安息日の直前でしたので十分な葬りの儀式をできませんでした。ユダヤ人たちは、墓に厳重な封をして警備も厳 重にしました。イエスさまが葬られて三日目の朝早く、女の弟子たちが改めてイエスさまの体に香油を塗るために墓に行きました。すると大きな地震が起こり、御使いによって墓の入り口の石が脇に転がされていました。そして墓の中を見るとそこは空っぽでイエスさまをくるんでいた亜麻布だけがありました。驚いて立ちすくんでいる女の人たちに天使は言いました。「恐れることはありません。…ここにはおられません、前から言っておられたとおり、よみがえられたのです。」その後、女の人たちは他の弟子たちに知らせに行く途中で、「おはよう」と声をかけるイエスさまに出会いました。イエスさまは約束のとおりによみがえられたのです。そして今も生きていて、目には見えないけれども私たちを守り導いてくださっています。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>

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