名前だけでも覚えてください
更新日:10月24日
2024.08.18
◎使徒4:12
「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間には与えられていないからです。」(使徒4:12)私自身の救いの証し(イエスを主なる神と受け入れるに至った経験)をお話しします。人を救うことのできる神はこの方以外におられないと信じています。この方、救い主イエス・キリストの名前だけでもおぼえて帰ってください。イエス・キリストという方については物心ついた頃から名前を知っていました。姉がカトリックの幼稚園に通っていたからです。小学生頃の私は死の恐怖に取り憑かれたようになっていました。恐ろしくて夜も寝られず、とにかく効きそうな神の名前を(マリヤさま仏さまご先祖さまなどと)呼んで祈っていました。しかし、不安はまったく消えずに念じることに疲れて眠るといった感じでした。しかし、友人に誘われ教会に導かれ、そこでイエス・キリストの本当の姿に出会いました。宣教師を通して教えられたのは、イエスは私の友となってくださる神だということです。死と裁きの恐ろしい神ではなく、むしろ私を死の恐怖から救うために身代わりとなって死んでくださった方だと教えられました。そしてよみがえって今も生きて私のそば近くにいてくださると聞いて、この方こそ、まことの神、私の救い主だと思いました。家庭環境に問題のあった少年時代でした。父親不在のなかで愛に飢えていた私は、教会の交わりの中で、聖書のみことばを通して神から愛されていることを知りました。それからは神さまが私のお父さんになりました。父親に捨てられたのではないかという寂しさを心に秘めていましたが、自分でも蓋をしていたそんな感情に気付かされると同時に癒されました。「わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません」(ヨハネ14:18)と語ってくださったのです。病気の苦しみの中にいるときには「わたしの愛にとどまりなさい」(ヨハネ15:9)「あなた(がた)はわたしの手の中にある」(エレミヤ18:6)と語りかけ励ましてくださいました。「みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます。」(ヤコブ1:21)その名はインマヌエル(神は私たちと共におられる)。この救い主の名前だけでもおぼえて帰ってください。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>
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