弟子たちを招く
2023.07.23
◎ヨハネ1:35~51
こども讃美歌に、12弟子おぼえ歌があるのでそれでおぼえるといいでしょう。「ペテロとアンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとトマスとマタイたち、ヤコブとタダイ、シモンとユダ、バルトロマイが12弟子。弟子たちは、イエスさまのお手伝いをしたのです。ぼくたちも、イエスさまのお手伝いをいたしましょう」今日は、その中でも何人かを見てみましょう。バプテスマのヨハネもまた多くのフォロアーがいました。バプテスマのヨハネがイエスさまを見て「見よ、神の子羊」と言われたのを聞いて、ヨハネの許から出てイエスさまについて行ったのはおそらくアンデレとゼベダイの子ヨハネだと言われています。イエスさまは彼らに会って「あなたがたは何を求めているのですか」と問われました。イエスさまはその時点での彼らの求めをご存知でしたでしょうけれども(おそらく政治的な救世主を求めたか、自己啓発や個人的成長のためか)、彼らの求めを知りながら、弟子として迎えてくださいました。彼らはイエスさまの宿所を聞き、そこで一晩をともに過ごして、イエスさまと語らったのでしょうか。イエスさまにつき従う決心をしました。そしてアンデレは兄弟シモンを引き合わせました。イエスさまは彼に出会うやいなや、ペテロ(岩の意)という名前で呼びました。それからイエスさまはピリポに出会い、「わたしに従ってきなさい」と弟子に招きました。ピリポは招きに従い弟子となり、友であるナタナエル(バルトロマイ)にイエスさまを紹介しました。ナタナエルはイスラエルの救いを願い、よく聖書を読み祈っていたので、“救い主はベツレヘムから出る”ことを知っていたのでしょう。ナザレから何のよいものが出るかと懐疑的でしたが、ナタナエルがよくいちじくの木の下で祈っている姿を見ていたことをイエスさまに知られていたことを通して、弟子になる決心をしました。「イエスさまに出会う」とは私たちにとってどういうことでしょうか。イエスさまは出会うその前から私たちのことをよく知っていてくださいます。何を考え、何に悩み苦しみ、何を喜びとするのかを知っていてくださいます。そして神の御心にそって生きることこそが平安であり、私たちに一番必要でふさわしいことを知らせてくださいます。そうしてイエスさまの教えに従って生きるようになること、これがイエスさまとの出会いです。イエスに従う者は神の国(統治)を第一に生きるようになり、本物のいのちにあふれて永遠に生きるようになります。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>
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