復活と新しい国
2023.10.29
◎Ⅰコリント15:50~58
イエスさまは復活され、新しい栄光のからだによみがえられました。私たちがよみがえる時も同じ栄光のからだが与えられてよみがえります。使徒信条の「からだのよみがえりを信じます」というのはそういうことです。イエスさまを信じて罪の赦しを受けた者にとっては、死は終わりではありません。永遠のいのちが約束されています。この地上で死を迎えるならば、それは眠りであり、やがてイエスさまがもう一度来られる時に空に引き挙げられ、空中で主とお会いし、そして主とともに地におりて千年の間、世を治めると聖書に約束されています。生きている間にその再臨を経験する者は眠ることはありません。イエスさまが最初にこの世に来られた時(クリスマス、初臨)に、この聖書の約束が完成したのです。イエスさまも十字架の上で「完了した」と言われました。神さまが私たち罪人を救うご計画の段取りが完了したのです。ですから、すでに私たちは永遠のいのちをいただいていて、永遠の時を生き始めていると言えます。別の言い方をするならば、天の御国はすでに来ているということです。天国が来るための準備が始まったのです。天国に住む人は、今までの古い生き方ではなく、イエスさまが地上の生涯でそうされたように、父なる神を愛し、隣人を愛する生き方をするようになるのです。それが天国民の生き方だからです。未だ罪の性質を持つ私たちですが、不完全ながらもそのような天国基準の生き方にチャレンジしていくように示されているのです。「福音」とは「良い報せ」であり、また「告示」でもあります。新しい国ではこういう生き方がスタンダードになりますよということを前もって報せているのです。ですから、今のうちから準備しましょう。自分の力では無理でも、聖霊が与えられていますから大丈夫です。聖霊の声に従って天国の道を歩みましょう。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>
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