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死からいのちへ
2024.05.05
◎ ヨハネ5:24
日本では死の話題はタブーとされています。中世ヨーロッパの流行語には「メメントモリ(死を覚えよ)」というものがありました。人はいつ死ぬかわからないのだから、今のいのちを最善を尽くして生きよというメッセージが込められています。 “人は死んだらそれでおしまい”と考える人もいますが、はたして本当にそうでしょうか。聖書はそうではないと言っています。それは本日の聖書箇所で「永遠のいのち」という言葉に端的に表されています。人は皆一度は死ぬ者ですが(ヘブル9:27)、その後の行き先については「永遠のいのち」か「第二の死(永遠の滅び)」かに分かれるのです。イエス・キリストを信じ、バプテスマを受けた者は新しく生まれた者です。「二度生まれた者は一度だけ死に、一度しか生まれなかった者は二度死ぬ」のです。この第二の死は永遠に神の前から断 たれることです。しかし、主イエスは私たちが滅びることがないように、永遠のいのちへの道を用意して下さいました。主イエスは十字架の上で私たちの罪を滅ぼし、復活によ って死の力を滅ぼして下さったのです。ですから、私たちはもはや死の力を恐れることはありません。「死の恐怖の奴隷」(ヘブ2:15)ではなく「死からいのちに移っているのです」(ヨハ 5:24)<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>
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