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執筆者の写真みたまキリスト教会

神の囲いの中にある恵み

2021.09.12



◎ヨハネの福音書10:1~18

イエスは言われます。アーメン、アーメン(真実に、本当に)“わたしは羊たちの門です”(7節)。イエスという救いの門を通り、神の治める囲いの中(神の国)にいる羊たちのために、“良い牧者”(11,14 節)でもあるイエスがいてくさるのです。イエスは、実際の羊飼いの生き様を通して、ご自分が良い羊飼であることを明かします。羊飼いは朝起きると、羊たちを呼びに行き、一匹一匹名前と顔と声を確認し、連れ出し、野原に放牧させます。周りには危険が潜み、敵が狙いを定めてきますが、羊飼いは羊たちの先頭に立って盾となり、命をかけて羊たちを守ります。そして安全に戻ってくるのです。さらに、イエスは十字架の犠牲によって、ご自分の命を与えて、私たちを養われます。そこには、多くの恵みがあります。①主の声に耳を傾けることで、主の声を敏感に聞き分ける感受性が養われ、②声を聞いて応えるとき、対話が生まれ、言葉を交わすことによって、主と人格的な交わりを持ち、③日々主の声を聞き、交わるとき、羊である私たちは野原に出ても、主の後にくっつき従順に歩きます。さらに、④この世に生きながら、永遠のいのちを与えられ、⑤永遠のいのちは、この世を去った後も、滅びることがなく、⑥これらの恵みは他の誰からも私たちから奪い去ることはできないという守りがあります。しかし、囲いの外は、かつての私たちがいたところです。硬く閉ざす心、離れる心、逆らう心、死、危険、滅び。私たちは、日々門を出て外へ遣わされて行きます。それは、イエスと言う門から、世に放り出されるわけではありません。『神は愛です。愛のうちにとどまる人は神のうちにとどまり、神もその人のうちにとどまっておられます。』(ヨハネ①4:16)イエスと父が一つであるように、私たちはイエスと愛によって結びあわされています。どこへ遣わされても、霊の目を開いてみるならば、私たちは良い牧者の囲いの中に居続けるのです。『わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは永遠に、決して滅びることがなく、また、だれも彼らをわたしの手から奪い去りはしません。』今も、この恵みの囲いの中に主は迷う羊たちを招いておられます。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・森田学師>

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