わたしの羊を飼いなさい
- みたまキリスト教会

- 1 日前
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2026.02.15
「わたしの羊を飼いなさい」
◎Ⅰペテロ5:1-11
ペテロの⼿紙第⼀の締めくくりとして「互いに⽀え合う教会の姿」を学びます。この⼿紙を書くペテロの脳裏には、ガリラヤ湖畔での鮮烈な記憶があったことでしょう。イエスさまが⼗字架にかかられる前夜、ペテロは⼤祭司の庭の「炭⽕」の前で、主を三度知らないと否認してしまいました。しかし復活の朝、イエスさまは湖畔で「炭⽕」をおこし、傷ついたペテロを責めることなく「わたしを愛しますか」と三度問いかけられました。三度の裏切りは三度の愛の告⽩によって上書きされ、ペテロは赦しと「わたしの⽺を飼いなさい」という牧会の使命を受け取り直したのです。
それから数⼗年が経ち、⽼境に⾄ったペテロは、苦難の中に散らされている信徒たちに⼿紙を書き、教会のリーダーである⻑⽼たちに、群れを⽀配するのではなく、⾃らの弱さを認めてキリストに従う「模範」となるよう勧めました。また教会全体に対しても「みな互いに謙遜を⾝に着けなさい」と語ります。教会とは、⼀部のカリスマ的な指導者が引っ張る組織ではなく、⼀⼈ ひとりが⾃分の弱さを認めて他者に⾝を預け、同時に他者の重みを受け⽌める相互依存の共同体なのです。
私たちは皆、⽇々の⽣活の中で多くの「思い煩い」を抱えています。しかし、ペテロは「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたを顧みて(ケアして)くださるからです」と語ります。ペテロ⾃⾝が、霊的挫折状態から、イエスさまの深い愛のケアによって回復させられたからこそ、⼒強く語れるのです。
「わたしの⽺を飼いなさい」という⾔葉は、今や特別な⼈だけではなく、私たち⼀⼈ ひとりへ向けられた牧会の招きでもあります。祈りや励ましの⾔葉、ただ隣に寄り添うことなど、それぞれの賜物を⽤いて、お互いにケアし合う愛の「円座」を作ってまいりましょう。神さまはしばらくの苦しみの後で、必ず私たちを回復させ、堅く⽴たせてくださるのです。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>


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