主イエスよ、来てください

2025.03.16

「主イエスよ、来てください」

◎黙示録22：8～21

聖書は天地創造で始まり（創世記1:1）、新しい天と新しい地の再創造で終わります（黙示録22:21）。神が造られた天地は「非常に良かった」（創世記1：31）のですが、管理を任された人間（アダムとエバ）が神さまとの約束を破るという罪を犯したために、世界は壊れたものになってしまいました。人もまた欠けある者となり、神を見失い、道を誤る者となってしまいました。罪に支配される世界は惨憺たるさまでしたが、神はこれを回復させるべく、神のしもべイスラエルを選びました。イスラエルは神の臨在を語り継ぐ者として用いられました。そして彼らが神から聴き、語り継いできた預言の通りに、救い主が来られました。そのお方がイエス・キリストです。主イエスはすべての人の罪を身代わりに背負い、十字架に死なれ、そして三日目に死人のうちよりよみがえり、罪と死の呪いから私たちを解放する道を創造してくださいました。十字架の贖い（罪の赦しと新生）を信じる者を新しく造り変え、神のしもべとして世界の回復のために用いられる者としてくださいました。やがて世界は黙示録にある預言の通りに完全に新しく造り変えられます。建て増しやリフォームではなく、新天新地に造り変えられるのです。「主イエスの恵みが、すべての者（被造物すべて）とともに」ある （黙22:21）、再創造が完成するのです。その際に、王の王、主の主であるイエスさまがお出ましになられます（パルーシア）。そして主のみことばに聴き従い、主を信じて、主とともに歩んだ民をご自身の民となさいます。そこで主の民は永遠に生きることになるのです。これがざっくりとした聖書の「良い知らせ」です。その時はいつなのか。「しかり、わたしはすぐに来る」と主は言われました。それから二千年が経ちましたが、遅れているのではありません。待っておられるのです。私たちが、主の花嫁として準備が整うのを待っていてくださるのです。準備を仕上げたならば、アーメン！主イエスよ来てください！と切に祈る者となりましょう。そして、すでに心の中に来てくださっている聖霊とともに世界の回復のために、福音を広く宣べ伝えるために、仕えてまいりましょう。＜清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師＞