自分にできることをしたマリア
- みたまキリスト教会

- 8月25日
- 読了時間: 2分

2026.07.26
「自分にできることをしたマリア」
◎マルコ14:3~9
「聖書時代の女性」と聞くと、家の中でおとなしくしていたという固定観念を持つかもしれませんが、実際は違います。ビジネスで財力を持ち実務的奉仕で教会を支えたルデヤや、霊的な奉仕でみことばを取り次いだ士師デボラなど、たくましく自立した女性たちが数多く登場します。女性の献身について、神さまが何を語っておられるかを聖書全体のメッセージから深く探求する姿勢が大切です。
さて、ベタニヤのマリアは、イエスさまがもうすぐ十字架にかかられることを誰よりも深く悟っていました。彼女は自分の持っている最も高価な香油が入った石膏の壺を割り、イエスさまの頭に注ぎかけました。弟子たちは「高く売って貧しい人に施せばよかったのに」と憤慨します。彼らの頭には、「高価なものは換金して慈善事業に使うべきだ」という従来からの固定観念(スケーマ)が凝り固まっていました。しかしマリアは、その固い考え方を打ち砕くように、目の前におられる主が一番喜ばれることを柔軟に、そして大胆に実行したのです。
私たちは、「こうでなければならない」という枠組み(スケーマ)に自らをはめ込んではなりません(ローマ12:2)。世俗的枠組みだけでなく、私たちの宗教的固定観念もまた、です。福音の力は時代性を越えて人を常に新しく作り変えます。表に立つ献身もあれば、名も知られない日常の実務的な献身もあります。その多様性こそが、神さまの豊かなデザインなのです。
イエスさまはマリアを「この女は、自分にできることをしたのです」と称賛されました。私たちも時として、「自分はこれっぽっちの力しかない」と自分の可能性を小さく見積もってしまうことがあります。しかし、今日、私たちも「自分はこういう人間だ」という自我の壺を砕いてみませんか。そこから、思いもよらない豊かな聖霊の芳しい香りが、あなたを通して流れ出していきます。「自分にできること」を小さく見積もる必要はありません。今日、あなたにできることをささげていきましょう。神さまは、あなたのそのささげ物を心から喜んで受け取ってくださいます。
<みたまキリスト教会日曜礼拝学びポイント・小林泰輔師>


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