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執筆者の写真みたまキリスト教会

幸いな死

2024.06.16



◎ 黙示録14:1-20

①子羊と144,000人(1〜5 節)「シオンの山」で子羊と選ばれた人々が立っています。天から雷のような大きな声を聞いたとありますが、その声は賛美の声でした。天の御座の前で四つの生き物や二十四人の長老や御使いたちが歌う賛美礼拝の声でしょうか。その声を聞き、歌を学ぶことができたのは地上では144,000人だけで、その人たちは「女に触れて汚れたことがない」(4)と言います。「字義通り」聖書全体の文脈にも照らし合わせるなら、霊的姦淫を犯さなかった人々ということでしょう。数字も完全数を表す象徴的なものだと思われます。「文字通り」の解釈だと144,000人は全員男性ということになります。 ②御使いたちの知らせ(6〜12節)そこへ御使いの知らせがあります。第一の御使いは「永遠の福音」を携えてきました。その内容は、神を恐れ、神を礼拝せよという招きでした。世の終わりにあっては十字架と復活や罪の赦しといったフェーズはすでに越えて、永遠の礼拝に備えるように語られます。第二の御使いにより、先の霊的姦淫(偶像崇拝)の根源たる「大バビロン(大淫婦バビロン)」は倒れたと勝利の予告がなされます。第三の御使いは獣(サタンの勢力)の刻印を受けてはならないと警告します。もし屈してしまうなら「昼も夜も安らぎがない」永遠の滅びに入れられます。 ③イエスと御霊のことば(13節)竜と獣と大淫婦の支配する世にあっては迫害や信仰の試練がたくさんあります。たとえそれで信仰を守り通して死ぬことがあっても、それはむしろ「幸いである」というのです。それほど患難時代の「労苦」は過酷なものであり、そこから解放されて永遠の安息に入れられることは殉教の死を幸いなものにするのです。 ④二つの刈り取り(14〜20 節)一つは「神と子羊に献げられる初穂」の刈り取りで、従順な信仰者たちが報われる時です。もう一つの刈り取りは「御怒りを招く淫行のぶどう酒」となるぶどうの房の刈り取りで、不信仰な者たちは神の怒りの酒ぶねに入れられ踏み潰されます。 ⑤適用:子羊が行くところどこにでもついていくような信仰で主の足跡に従いましょう。何かを「買う」喜びよりも、主に「贖われる(買い取られる)」喜びの方が幸いなのです。世の終わりに至るまで忠実でありたいものです。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>

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