歩くキリストの手紙
- みたまキリスト教会
- 6月17日
- 読了時間: 2分
2025.04.06
「歩くキリストの手紙」
◎ Ⅱコリント3:2-3
今年度標語は「福音の生けるあかし人」です。今も昔も教会に足りていなかったのは、福音に生き、生かされているあかし人ではないでしょうか。大そうな伝道集会やプログラムやメソッドなどより、もっと身近で効果的なのは一人一人のキリスト者のあかしです。順境にあっては神に感謝と賛美をささげ、逆境にあっても神に信頼し祈る、そうして喜びをもって生きている一人の人がいるだけで、神さまは大きな栄光をお受けになります。 パウロ(当時はサウロ)は、元々はキリスト者を迫害する者でした。しかし、復活のイエスさまにお出会いし、イエスはキリストであるとあかしする者に全く変えられました。多くの人たち、おもに異邦人たちに宣教し、たくさんの教会を建てあげた使徒でした。しかし、十二使徒のようにイエスさま御在世当時からの弟子ではないこともあってか、パウロの使徒性を認めようとしない者もおりました。パウロがキリストの使徒であることを証明するのは、コリントやその他の教会の信徒たちであると、ここでパウロは言うのです。自分の功績を誇る推薦状など不要(1節)としながらも、推薦状があるとしたらそれはあなたがたですと言いました。パウロ自身も含めた「私たちの心に書き記されていて、すべての人に知られ、また読まれている」“歩くキリストの手紙”それはあなたがた一人一人のことだと言いました(2節)。昔、旧約時代は石の板に書かれたみことば(十戒や律法)が外側から人を真理に導きましたが、今やエレミヤ書の“新しい契約”(エレ31:31-34)の通りに人の心の板に書き記されて内側からその人を導き、日々新しく造り変えられていくのです。それは内住のキリスト、御霊によるみわざです。私たちの心がけや努力によるところではなく、キリストの御霊によって新しくされるとき、内から言葉に尽くせない喜びが溢れ出てくるものです。そのさまを見て人々は神を仰ぎ見るようになります。委ねて聖霊を待ち望みましょう。<清和キリスト教会YOUTUBEオンライン礼拝・小林泰輔牧師>
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