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執筆者の写真みたまキリスト教会

祝福の祈り

2018.06.24

◎マタイの福音書23:2~3、ルカの福音書14:1~4

イエス時代に食前に祈られた祝福の祈りは、神への賛美と感謝であって、人間に食物を与えて下さる神、「大地からパンを取り出したもうお方」への祝祷であった。食物を祝福したり、また食物を神が祝福してくれるようにと求めたわけではない。大事なことは、「食物を与えたもう神」を祝福する(賛美する)こと。「イエスが五つのパンと二匹の魚を祝福することによって、パンと魚を増殖させた」と考えるのも、同様に間違った解釈で、イエスが行ったことは、いつものとおり、食事を始める前に、神に感謝するために、賛美の祈り、つまり祝祷を唱えた。使徒行伝の記者ルカは、ギリシャ語を話す読者に対して、使徒パウロのユダヤ人としての慣習である「祝福の祈り」を、誤解を避けるために、分かりやすく説明している。使徒行伝27章35節「こう言って、彼はパンを取り、一同の前で神に感謝をささげてから、それを裂いて食べはじめた。」(ユダヤ人イエスの福音より)(奨励・信徒) 

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